数あるiPhoneのエラーの中でも
一際起こってほしくないと言われているのが
リンゴループです。
普段のエラーが起きた時のように
解消しようと思っても
リンゴループから復元ができない！
と困り果ててる人も多いと思います。
そこで今回は元携帯ショップ店員のうぶが
リンゴループの復元＆初期化ができない時の
対処法を伝授したいと思います。
他の不具合やエラーと同じ方法では
なかなか解消ができないリンゴループ。
そのリンゴループが
実際に解消できた復元方法を
わかりやすく解説していきたいと思います。
リンゴループの復元＆初期化ができないのはどうして？
リンゴループを復元するためには
まず、なぜリンゴループが起きたのか
原因を知る必要があります。
リンゴループは
原因の詳細こそ分かっていないものの
ある一定の条件を満たすことで
発生してしまうことが分かっています。
その条件とは以下のものです。
- 本体の基盤の破損
- アップデート＆
バックアップの失敗 - 水没や水濡れ
- バッテリーの劣化
- アプリの不具合
- iPhoneの落下
特に多いのが
アップデート＆バックアップの途中で
Wi-Fiが切断されたり、
PCからケーブルが外れてしまったり、
電源が切れてしまうことによる
失敗のようです。
リンゴループのほとんどが
iPhoneの内部でエラーが起きるため、
どんな操作もきかず、
永遠とリンゴマークが表示されるようです。
iPhoneからのどんな操作も聞かないので
復元も初期化もできないのです。
ここが他のエラーとは違う
リンゴループの特徴と言えるでしょう。
リンゴループの復元！試しておきたい５つの対処法とは？
どんな操作もきかないのならば、
手の打ちようがないと思われがちですが、
リンゴループを発症している
iPhone以外の端末から
アプローチをかけることで
リンゴループを復元することが
可能になります。
リンゴループは重症度によって
対処方法も変わってきますが、
その重症度は見た目ではわかりません。
そのため、
一つ一つ対処法を試す必要があります。
では対処法を順にご紹介していきます。
⒈iTunesと接続させて復元させる
まずはパソコンを用意します。
最新のiTunesがインストールされている
パソコンにiPhoneを接続して
復元する方法です。
iTunesがリンゴループ 中のiPhoneを
認識してくれれば、
iPhone本体の問題ではなく
アプリやiOSの問題と言えるので
復元することが可能となります。
⒉復元ソフトを使う
iTunesでの復元ができなかった場合
復元を諦めて
iPhone本体を初期化する人もいますが、
そこは一旦待ってください。
バックアップをこまめにとっている人は
データの復元をすればいいですが、
そうでない人は
初期化をすると中に入っているデータは
全て消失してしまいます。
その前に、リンゴループなどのトラブルから
データを消去せずに修復できる
復元ソフトがあります。
復元ソフトに関しては
こちらの記事を参考にしてください。
ただし、復元ソフトを利用する上で
注意をしなければいけないのが
ソフトの安全性です。
優良な復元ソフトも多く出回っていますが、
中には悪質なソフトもあり、
最悪の場合、iPhone、PC共に
ウィルスに感染してしまう恐れもあります。
そうならないためにも
- 実績があり、信頼できるところを選ぶ
- パソコン側のウィルス対策をしておく
など最新の注意を払っておきましょう。
⒊正常なiPhoneからFacetimeをかける
軽度なリンゴループの場合、
正常に動くiPhoneから
Facetimeをかけてもらうことで
リンゴループを解消できることがあるとの
事例が報告されています。
なぜ直るかは不明ですが、
Facetimeをかけてもらい、
着信画面に変わったところで
ホームボタンを押すと
リンゴループから復活できるんだそうです。
⒋再起動させる
リンゴループ以外のエラーでも
有効な方法ですが、再起動させることで
リンゴループが解消することが
あるようです。
再起動をかけるときはまず
セーフモードで起動するようにしましょう。
セーフモードは
iPhone内に入っているアプリを起動させず、
OSともともと搭載されているシステムだけで
本体を起動させる方法です。
アプリ同士の干渉が原因で起こった
リンゴループならば
このセーフモードで解消することができます。
また、セーフモードでも
リンゴループが解消しない場合、
一度SIMカードを抜いてから
再起動をかけてみましょう。
ごく稀にSIMカードが原因で
リンゴループが発生することがあります。
もしこれでリンゴループが解消するなら
SIMカードに問題があるということです。
SIMカードが原因ならば
交換する必要がありますので
契約している携帯電話ショップへ向かい
SIM交換を願い出ましょう。
⒌iOSを更新する
iOSアップデート中に
リンゴループが発生した場合、
解消するためにはiOSのアップデートを
きちんと完了させることが重要です。
ですが、iPhoneからの
アップデータは不可能なので、
iTunesを経由して更新する必要があります。
ですが、パソコンに繋いでもエラーが起き、
アップデートができないことも…
そんなときは使用しているパソコンを
変えてみるのも一つの手です。
特にWindowsでアップデートできなくても
Macではアップデートが完了し、
リンゴループも解消したという事例が
数多く報告されています。
リンゴループの復元！治らない場合はどうすればいい？
上記の方法を試しても
リンゴループから復元できない場合、
自身で直すことができないほど
状態が悪い可能性があります。
そんなときは
修理店に持っていき相談してみましょう。
修理店のスタッフは修理に特化したプロなので、
私たちでは解消ができなくても
プロがやったことで直るという事もあります。
特にバッテリーの劣化が原因での
リンゴループの場合、
私たちでは交換ができません。
もし無理にやっても
さらなる故障を引き起こす可能性もあります。
そんな時は修理店のプロに任せましょう。
それでもリンゴループが解消できない場合は
リンゴループの中でも重症のため、
本体をまるごと交換するしかないでしょう。
リンゴループが点滅している原因は？
リンゴループが起きている時、
みなさん表示のされ方は一緒ではないようです。
- リンゴマークが現れてそのまま
- 一瞬ロック画面が表示されるが
すぐリンゴマークに戻る - リンゴマークが点灯している
ですがどれもリンゴループには変わりなく
原因の詳細は分かっていません。
どのように表示されたから
これが原因というのは無いようです。
リンゴループが再発しないためには？
せっかくリンゴループが解消しても
再発したらと考えると怖いですよね？
こんな思いはこりごり…
ですがリンゴループもエラーの一種なので、
再発確率０％にはできません。
だからと言って何も対策を取らないと
再発するリスクは上がってしまいます。
リンゴループを再発させないためには
発症の原因のタネを
減らしていくしか無いのです。
そのためには以下のことに気をつけましょう。
- アップデート＆バックアップする時は
ネット環境、iPhoneの充電量に気をつけ、
ケーブルが抜けないように気を配る - 怪しいアプリをインストールしない
- アプリ起動途中で強制終了をしない
- 脱獄をしない
- iPhoneを落とさない
- バッテリー消費が早い場合、
バッテリー交換をしておく
これらを常に気をつけておけば、
リンゴループは起きにくくなります。
まとめ
いかがでしたか？
今回はリンゴループになった時の
復元＆初期化方法について
ご紹介していきました。
リンゴループは
なぜそうなったのかの原因を想定して
対応していく必要があります。
やみくもに対処方法を行っても
解消されないですし、
ただただ時間が経過していくだけになります。
そんなのは時間ももったいないので、
冷静に効率的に行っていきましょう。
また今回、リンゴループに関連する記事が
他にもありましたので
合わせてご紹介していきます。
リンゴループはよほど重症でない限り
大半は解消ができるエラーです。
ダメかもと悲観せず、
まず挑戦してみてください。
