普段何気なく使用しているiPhoneが
勝手に動き出すという経験はありますか?
突然の症状にiPhoneの乗っ取りや
ウイルスに感染したかもと思い、
様々な対処法を探しているでしょう。
乗っ取られていれば早急に
対処する必要がありますが、
誤作動という可能性もあります。
そこで今回はiPhoneが
勝手に動き出した際に確認したい原因や
対処法について紹介したいと思います。
iPhoneが勝手に動く時に確認すべきチェックポイント!
ポケットからiPhoneを取り出した時、
ホーム画面でアプリ削除の一歩手前まで
勝手に進んでいたら乗っ取りなどの
可能性を疑ってしまいがちです。
ウイルス感染や乗っ取りの可能性を感じて
様々なリスクが頭をよぎりますが、
まずは自身で行える対処法から
試してみることをおすすめします。
ゴーストタッチと呼ばれる
誤作動の可能性も高いため、
まずはセルフチェックから始めましょう。
この記事ではウイルス以外が原因の
勝手に動き出す症状について
取り上げて対処法を紹介しています。
下記の動画のように
アプリを開いて再生が始まるなどの
症状が確認できていれば、
誤動作の可能性が高くなります。
再起動・初期化してみる
まずは簡単な対処法として挙げられるのが
iPhoneの再起動と初期化になります。
日常生活でiPhoneを
再起動することは誰もが少ないでしょう。
iPhoneもコンピューターの一部ですので、
定期的に電源を落として休めることは
長く使っていく上でも大切なことです。
ホームボタンとスリープボタンを
同時に長押しすると強制再起動できます。
また強制再起動でも改善されない場合、
一度iPhoneを初期化してみましょう。
初期化を行うことによって
改善したという声は多く挙がっているため、
修理や買い替えの前に一度試してください。
iPhoneのタッチパネル不具合、騙しだまし使っていたがいよいよどうにもならない程ひどくなってきたので、機種変する前にと念のためOSの復元をしたら…直りやがった! マジかよ、早く言ってよーって感じ。
— キャプテンミライ (@tanzi) 2016年7月6日
初期化はデータがすべて消えて
工場出荷時の状態に戻るため、
必ずバックアップを取ってください。
またバックアップ時間がかかるだけでなく、
iOSの更新にも多くの時間が必要なため、
時間に余裕を持って行いましょう。
タッチパネルの異常を疑う
iPhoneの再起動・初期化と同時に
確認したいのがタッチパネルの不具合です。
タッチパネルに大量の指紋が
付着していれば入念にふき取ってみて、
勝手に動かないかを確認してください。
保護シートを張っていれば剥がして、
同じく画面を綺麗にしてみましょう。
保護シートが原因で勝手に
動き出すことが多く報告されており、
別の保護シートを張り直すことで
改善することもあります。
しばらくiPhoneのタッチパネルの接触不良に悩んでいたんだが、劣化した保護シートが原因だったのね…
— うらぽんぬ (@pop_uraponne) 2015年6月7日
また保護シートを張り直す際は
画面とシートの間に埃が入らないように
丁寧に張っていくことが大切です。
シートを張り付ける際にできる気泡や
保護シート自体についている傷が
勝手に動き出す原因となるため、
気を付けてほしいポイントとなります。
AppleStoreで修理を依頼!保証は効くの?
以上を試しても症状が改善しなければ、
AppleStoreで修理を依頼してみましょう。
他の原因として考えられるのは
iPhoneの内蔵のソフトの不具合や
基盤のズレなどが挙げられます。
これらは自身の手で行うと
永久に保証対象外となってしまうため、
AppleCareに加入していれば
AppleStoreへの持ち込みがベストです。
保証期間内であれば無償で対応でき、
また端末も新しい状態で返ってきます。
修理のために持ち込む場合は
「iPhoneの製造番号」と「利用者の名前」
の2つが必要になります。
製造番号は「設定」から「一般」に入り、
「情報」をタップすることで確認でき、
必ず必要情報を控えておきましょう。
また事前に修理のための来店を
予約しておけば待ち時間もなく
スムーズに手続きできます。
都市部のAppleStoreでは
急な来店で即日対応することが
かなり難しいため、事前の予約を
行っておくことをおすすめします。
iPhoneの画面が勝手に動く原因とは?
ここまで2つの原因から
対処法をそれぞれ紹介しましたが、
それ以外にも原因は考えられます。
その一つがiPhoneの熱暴走で、
長く使い続けることによって
本体内の温度がどんどん上がります。
これに関しては本体に負荷をかけずに
冷ましていく方法がベストで、
できるだけ長時間の使用を
避けることで改善するでしょう。
また近くに磁石があったり、
画面に水滴がついているなども
勝手に動き出す原因となっています。
それぞれどのような環境にあるのか、
再度確認してみてからチェックを
一つずつ行っていきましょう。
iPhoneのセキュリティは大丈夫?
Apple製品だからウイルス感染の
心配は少ないという神話は崩れつつあり、
現在はApple製品であっても
感染する可能性は十分にあります。
インターネット上で悪質なページや
広告をタップしてしまうことによって
ウイルスがインストールされる事象は
iPhoneについても同じことなのです。
公式ストア以外でのアプリインストールも
ウイルス感染の大きな原因となるでしょう。
世界で流通しているiPhoneだからこそ、
ウイルス感染の危険性が潜んでいるため、
むやみやたらに広告をクリックすることは
大変危険な行為なのです。
大切なiPhoneがウイルスに感染する
可能性を少しでも下げるためには、
iOSを最新の状態に保つことでしょう。
もっとも簡単で有効な方法であるため、
常にバージョンアップを意識して
アップデートを実行してほしいと思います。
またiPhoneのセキュリティ対策について
紹介している記事がありますので、
合わせて読んでみてください。
まとめ
iPhoneが勝手に動き出すという症状は
意外にも良くあることなのです。
大切なiPhoneが突然勝手に動き出すと
びっくりしてウイルスなどを疑いますが、
まずは落ち着いて紹介した手順を
試してみてください。
それでも改善しない場合は
近くのAppleStoreで修理依頼をして、
新しいiPhoneと交換してもらいましょう。