エラーはいつ何時起こるかわかりません。
そんな中でも一番起こってほしくないのが
『リンゴループ』です。
リンゴマークが永遠と表示されるのが
特徴のエラーですが、
なんとか解消したとしても
その後に残る不安がデータです。
突然起こるものなので、
バックアップを取っていない人も
多いのではないでしょうか?
そこで今回はリンゴループが起こった時
バックアップを取っていない場合の対処法
についてご紹介していきます。
ついつい後回しにしてしまいがちな
データのバックアップ。
それでもデータは復元したい。
なんとかデータを復元できるように
色々と試してみましょう。
リンゴループ!バックアップを取っていない場合の対処法は?
『バックアップ』と聞くと
- 面倒くさい
- 時間がかかるから嫌だ
- やり方がわからない
というユーザーはとても多いです。
実を言うと私もその一人です(^^;)
普段は”いつでもできるからいいや”と
バックアップを取らないまま
次の機種変更まで放置してしまいます。
そんな時に突然現れる不具合によって
データを失う人をたくさん見てきました。
でもまだ諦めるのは早いです。
これからご紹介する方法を取ることで
データが復元できる可能性があります。
その方法をご紹介していきますね☆
⒈iTunesに接続してみる
パソコンにiTunesが入っている人は
iPhoneを接続してみましょう。
iOSやアプリの不具合であれば
ここでリンゴループが解消され
iPhoneが元に戻るかもしれません。
また、リンゴループを解消した時に
万が一データが消失してしまっても
iTunesに残っているバックアップから
最新ではないにせよ
データが復元できるかもしれません。
⒉ショップに修理の依頼をする
iPhoneの修理は携帯電話会社では出来ず、
Apple StoreやApple公認の修理店でないと
基本的には修理をしてくれません。
というより、非正規のお店での修理の場合、
端末の動作保証がなく、
1回目は非正規で修理に出し、
後日正規店で修理をしようとしても
断られることもあるようです。
これらの修理店は予約が最優先なので、
当日持ち込みの修理は
なかなか対応してくれません。
正規店での修理の場合、
ほとんどの修理は対応してくれますが、
データの復旧はしてくれないのです。
その点、近所にある非正規の修理店だと
Apple Storeよりも
親身に相談にのってくれたり、
データの取り出しをしてくれるところも!
一度相談してみるのもありかもしれません。
⒊シェアウェアのツールを試してみる
最後はネットで出回っている
シェアウェアを試してみるのも一つの手です。
よく、非正規のシェアウェアは
ウィルス感染の面から
使わない方が良いと言われますが
中には役に立ったという
書き込みもあります。
ですが、そのほとんどは有料なので、
それでも!という人は試してみるのも
良いでしょう。
リンゴループを修理に出したら料金はどれくらいかかるの?
自身でリンゴループが解消できない場合、
修理店に持っていくしかありませんが
そこで気になるのが修理にかかる料金です。
正規の修理店の場合、部分修理はなく
本体丸ごとの交換になります。
修理費用はこちら!
Apple Care未加入 | Apple Care加入 | |
iPhoneX | 65664円 | 12744円 |
iPhone8Plus | 47304円 | 12744円 |
iPhone8 iPhone7Plus |
41904円 | 12744円 |
iPhone6s Plus iPhone6Plus |
39744円 | 12744円 |
iPhone7 | 38664円 | 12744円 |
iPhone6s iPhone6 |
36504円 | 12744円 |
iPhoneSE iPhone5s以前 |
33264円 | 12744円 |
やはりApple Careに加入していないと
高いですね(~_~;)
ですが、場合によっては
リンゴループの修理代金が
無料になることもあるようです。
その条件は以下のものです。
- iPhoneが1年間の製品保証期間内
またはApple Careの2年間の保証期間内 - iPhoneの外観と内部に破損がない
この外観・内部の破損とは
画面割れやえぐれ傷があったり、
基盤が破損していたり
水濡れになった場合のことをさします。
つまり、1度でもiPhoneを落下させれば
自身の過失として破損扱いになる
可能性があるということです。
また、携帯電話ショップの
保証オプションに加入していると
修理代金を安くすることができます。
保証OP名 | 保証内容 | 金額 | |
docomo | ケータイ保証サービス | docomoより交換電話機を送付 | iPhone6s以降 11000円 iPhone6s以前 7500円 1年で2回まで |
au | 修理代金サポート | 修理代金 | 最大10000円 2年で2回まで |
Softbank | あんしん保障パック | 修理代金を還元 月々の利用料金割引 or ソフトバンクカードへ一括還元 |
修理代金の約80%を還元 1年で2回まで |
もしも補償に入っていなかったり、
補償回数を使い切ってしまった場合、
交換費用は全額自己負担になるので
その時は機種変更してしまった方が
安く済むようです。
iPhoneを修理に出す際
どこに持っていけばいいのか
分からないという人は
ぜひこちらを参考にして見てください。
⇒リンゴループは修理に出せば直る?どこへ持っていけばいいの?
バックアップをとっていなくてもicloudにデータのある可能性も?
近年のiPhoneユーザーは
今使用している機種の前も
iPhoneだったという人が多いです。
その時にどのような手段で
データを移行しましたか?
そうiCloudです。
リンゴループが発生したとしても
iCloudに保存をしたデータが
消えてしまうことはありません。
リンゴループ 解消後
初期化されてしまった場合は
iCloudからバックアップデータを
復元してみてください。
機種変更当時のものにはなりますが
データが戻るかもしれません。
リンゴループになる前にとっておくべきiPhoneの対策は?
リンゴループはいつ何時起こるかわかりません。
そのため、できることなら
あらかじめ対策しておくことが得策ですが、
何をしたらいいのでしょう?
それはこちら!
- バックアップをこまめにとっておく
- LINEの引継とトークのバックアップを
とっておく - iOSのバージョンアップは
中断されないよう安全な環境で行う - 怪しいアプリをインストールしない
- 不要なアプリは削除する
- アクセシビリティを有効にしておく
- 脱獄しない
消えては困るデータに関しては
こまめにバックアップを取ることを
お勧めします。
特にLINEは自動的にバックアップせず、
全て手動で行わなければいけません。
また、トーク履歴が消えるのが困る人は、
引継設定のほか、トーク履歴も
バックアップもしておきましょう。
あとは落下に気をつけたり、
怪しいアプリをインストールしないこと。
脱獄なんてもってのほかです!
脱獄をしてしまうと
たとえApple Careに加入していても
保証の対象外になります。
まとめ
いかがでしたか?
今回はバックアップしてない時に
リンゴループになった時の対処法を
ご紹介してきました。
ついつい後回しにしてしまいがちな
バックアップですが、
リンゴループはいつ起こるかわかりません。
そしてそんな時に決まって思うのが
『ちゃんとバックアップしておけばよかった』。
そんな時の対処法として
- iTunesに接続する
- ショップに修理依頼を出す
- シェアウェアツールを試す
といった方法もありますが、
一番はきちんとバックアップを取ることが
最善の解決策になります。
そしてなった時のことだけを
考えるのではなく、
リンゴループにならないようにするのも
大切な対策です。
また、もしリンゴループになり
データを取り出したい場合は
以下の記事を参考にしてみてください。
100%データが取り出せるわけではないですが、
何もしなければデータは消失したままです。
どうしてもデータを復元したいのであれば
ぜひ試してみてください。