エラーや不具合は
何の前触れもなく起こるものです。
そんな中でも一番起きてほしくないと
皆が口を揃えていうのが
『リンゴループ』です。
ただいつも通りに使っていただけなのに
なぜリンゴループは起きてしまうのでしょう?
そこで今回は元ショップ店員のうぶが
リンゴループになる5つの原因を
ご紹介していきたいと思います!
また、いざリンゴループになった時に
慌てふためき対応に困らないように
対処法も一緒に解説していきますね☆
iPhoneが動かなくなってから
対処法を調べようと思っても
iPhone以外に端末がなければできません。
どんなエラーも
事前に対処方法がわかっていれば
対処のしようがありますので、
ぜひ覚えていっていただけたら幸いです!
リンゴループになる5つの原因をご紹介!
リンゴループは突然起こるものですが、
大抵の場合、何かしらの原因があります。
その原因の詳細はわかっていませんが、
実際にリンゴループになった人曰く
以下のことをしたらリンゴループになった
という声が多くありました。
- 本体の基盤の破損
- 水没や水濡れ
- バッテリーの劣化
- アプリの不具合
- iPhoneの落下
なぜそれらが原因になるのか
一つずつ解説していきたいと思います。
⒈本体の基盤の故障でリンゴループになる
iPhoneだけでなく、Androidスマホや
パソコン、テレビなどの機械ものは
基盤が一番大事となってきます。
というのもこの基盤は
私たちでいうところの”脳”にあたる部分で
この部分が故障すると
正常な動きはしなくなります。
私たちも脳にダメージを受ければ
何かしらの障害が出ますよね?
それと同じ原理です。
⒉水没や水濡れでリンゴループになる
スマホやパソコンにとって
水は大敵です。
本体がほんの少し濡れるくらいでは
問題がありませんが、
本体の接合部分から水が侵入し、
中の基盤やバッテリーが濡れることで
不具合を起こす原因になります。
iPhone7からは耐水機能が搭載されましたが
完全防水というわけではありません。
また、濡れなければいいだろうと
お風呂場で使うのもNGです。
お風呂の湯気は水蒸気です。
これがiPhoneのほんのわずかな隙間から
内部に侵入することで
水濡れと同じ状態を引き起こします。
この場合、もし修理に持って行った際、
落下等させてなくても
水濡れと判断された場合の修理費用は
ユーザーの自己負担となります。
⒊バッテリーの問題でリンゴループになる
早い人は1年使用しただけで
著しくバッテリーを劣化させます。
しかしこのバッテリーの劣化も
リンゴループを引き起こす原因の一つです。
というのも、バッテリーが劣化している場合
電源供給がうまくいかず、
iPhoneを正常起動できないことが
あるんだそうです。
リンゴループになる前から
バッテリーの減りが早い人は
これが原因の可能性が高いですね。
⒋アプリが原因でリンゴループになる
リンゴループになる前、
何かアプリをインストールしたり
アップデートしたりしませんでしたか?
もししていた場合は
そのアプリに問題があるか、
入っているアプリ間で干渉が起きたことで
リンゴループを引き起こした可能性が
とても高いです。
原因となったアプリを削除すれば
リンゴループ解消後、
正常に起動できるようになります。
⒌落下が原因でリンゴループになる
以外にも落下したことが原因で
リンゴループになることもあります。
これはiPhoneを落下したことにより
基盤が破損したり、
iPhone自体が歪んでしまうことが原因です。
形状上、Androidスマホよりも
落としやすいというユーザーも多いので
落下させないための対策を
講じる必要があります。
アップデートやバックアップの失敗でもリンゴループになるって本当?
上記では使用中に突然起こる
原因をあげましたが、
リンゴループになる原因は
これらだけではありません。
特に多くあげられた原因は
アップデートやバックアップの失敗です。
アップデートやバックアップ中は
『iPhoneを切断しないでください』という
注意表示がされていると思います。
にも関わらず、途中で
- Wi-Fiが切断された
- PCからケーブルが外れた
- 電源が切れた
などの理由で作業が切断されてしまうことで
リンゴループになってしまうことが
多いようです。
リンゴループになった場合の対処方法をご紹介!
リンゴループになってしまう原因が
わかったところで
対処法がわからなければ
結果意味がありません。
もしもリンゴループになった時は
以下の4つの方法を試してみてください。
⒈再起動をする
その他のエラーでも有効な方法ですが
強制的に再起動をかけてみましょう。
再起動をかけることで、
一度電源が切れるので
エラーが解消されるようです。
また、再起動をする際に
『セーフモード』で起動させることが
ポイントです。
セーフモードは
iPhone内に入っているアプリを起動させず、
OSともともと搭載されているシステムだけで
本体を起動させる方法なので、
アプリ同士が干渉して起こったり
インストールしたアプリが原因なら
このセーフモードで復旧が可能です。
セーフモードの方法は
iPhone起動中に音量の+ボタンと
電源ボタンの長押しです。
⒉SIMを取り出して起動する
再起動をかけても復旧しない場合は
SIMカードを一度抜いてから
起動させてみましょう。
もしもSIMカード無しの状態で
iPhoneが起動できるようなら
SIMカード自体に問題があると考えられます。
その場合は、どの対処法をしても
改善されることはほぼないので
契約している携帯電話ショップへ
相談しましょう。
⒊iTunesを使って対処する
iPhone本体に生じているエラーが
原因でリンゴループが発生している場合、
iTunesに接続し、同期することで
解消することがあります。
ご自身のパソコンのiTunesを
最新版にアップデートした上で
iPhoneを接続してみましょう。
また、iOSのアップデートの失敗が原因なら、
使用するパソコンを変えるのも一つの手です。
WindowsでダメならMac、
MacでダメならWindowsで
やってみましょう。
Windowsでうまくアップデートできず
Macでやり直したらアップデートできて
リンゴループも直ったという報告もあります。
⒋修理店へ持っていく
これらの対処法をもってしても
改善が見られない場合は
いっそプロの手を借りましょう!
修理店のスタッフは
エラーや故障に対するプロです。
自分たちの手で直せなくても、
プロがやったことで
直ったということも多いです。
また、iPhoneのバッテリーは
昔のガラケーのように
基本的に自分で交換することができません。
修理店に持っていくことで
バッテリーの交換をしてもらって
リンゴループが直ったという人もいます。
ですが、場所によっては
リンゴループの対応を断られることもあるので
どこに持っていけばいいのか
以下の記事を参考に探してみてください。
⇒リンゴループは修理に出せば直る?どこへ持っていけばいいの?
⒌Facetimeをかけてもらう
これはリンゴループの症状が
軽度だった場合に有効な手段で、
別のiPhoneからFacetimeを使用し
電話をかけてもらったことで
復活をしたという事例も報告されています。
なぜ直るかは不明ですが、
Facetimeをかけてもらい、
着信画面に変わったところで
ホームボタンを押すと良いようです。
iPhone初心者の方で、
もっと詳しく対処法が知りたいという人は
以下の記事を参考にしてみてください。
まとめ
いかがでしたか?
今回はリンゴループになる
5つの原因とその対処法について
ご紹介していきました。
リンゴループになってしまう原因は
以下の通りです。
- 本体の基盤の故障
- 水没や水濡れ
- バッテリーの問題
- アプリの原因
- iPhoneの落下
またこの他にも
アップデートやバックアップの
失敗によることが原因で
リンゴループになることもあります。
こうなってしまっても
悲観することはありません。
きちんと対処すれば
解消できることの方が多く、
解消できないときは
よほど重症だということです。
その対処法はこちら!
- 再起動する
- SIMを取り出して起動する
- iTunesを使って対処する
- 修理店へ持っていく
- FaceTimeをかけてもらう
もしこれでも解消ができないときは
復元&初期化が必要となります。
その方法は以下の記事に載っていたので
参考にしてみてください。
⇒リンゴループの復元&初期化できない!試しておきたい5つの対処法
初期化はデータが消失してしまうので
やるのは最終手段になりますが
『きっと解消しない』と諦めてしまうと
あとで後悔だけが残ります。
そうならないためにも色々試して、
データを残したまま
リンゴループを解消してもらえればと思います。