iPhoneをリセットしたくても
iCloudのエラーによって
初期化ができない場合があります。
機種変更などを理由にiPhoneを
売却する際には初期化が必要なため、
以降の手続きへと進めることができません。
一体何が原因でiPhoneのリセットが
できなくなっているのでしょうか。
その時に試したい方法や
原因となっていることについて紹介します。
iCloudのエラーが原因でiPhoneを初期化できない時の対処法
通常であればiPhoneの初期化は
「設定」から「一般」に進み、
「リセット」の中から行うことができます。
しかし「iCloudの接続中に
エラーが発生しました。」と表示され、
初期化できないことがあります。
これではiPhoneの初期化ができず、
様々なトラブルに見舞われた際にも
困ってしまうことでしょう。
そこでiCloudのエラーを
解消するための方法を
いくつか紹介したいと思います。
通信状態を確認する
まず確認してほしいのが、
iPhoneの通信状態となります。
電波が悪い環境や状態だと、
正しい通信ができていない
可能性が高いため、
通信環境を整えましょう。
またiCloudはWi-Fi環境下でしか
動作することができないため、
Wi-FiをONにしてみてください。
Wi-Fi環境が整っていなければ、
フリーアクセスができる場所で
再度トライしてみましょう。
なお、フリースポットでは
Wi-Fiの電波が全体的に弱いため、
できる限り安定して接続できる
環境が望ましいといえます。
ウイルスソフトが干渉していないか確認する
iPhoneのデータを移していると必ずバックアップの復元が失敗する件、バックアップデータがウイルスソフトに誤認検知されて転送中に削除されるのが原因だったっぽい
— こうやん (@kou_yan) 2016年9月22日
iPhoneでもウイルスに感染する
可能性があることが判明して以来、
ウイルス対策に敏感になりつつあります。
ウイルスソフトなど、セキュリティ対策を
iPhoneに入れている場合は、
アプリが干渉して正常に処理が
行なえていない可能性があります。
セキュリティ対策を導入していれば、
初期化を行う前にアプリを削除するか
機能を停止させなければなりません。
少し手間がかかってしまいますが、
ウイルスソフトはPCでも他のソフトの
動作を妨げることが多々ありますので、
原因の一つとして十分に考えられます。
リカバリーモードで初期化をする
最も確実な方法として挙げられるのが、
リカバリーモードでの初期化です。
リカバリーモードへの
入り方の手順を説明した
動画を紹介しておきましょう。
0:40~あたりから説明がありますので、
分かりにくければぜひご覧ください。
リカバリーモードへの入り方
リカバリーモードに入るためには、
まずiPhoneの電源を落としてください。
電源を落としたら、
ホームボタンを押しながらiPhoneに
ライトニングケーブルを差し込んで、
そのままPCと接続します。
iPhoneにケーブルとiTunesのロゴが
表示されればリカバリーモード突入です。
以降はパソコンでの作業となり、
表示された画面の指示に従って
「復元とアップデート」を行います。
これでiOSも最新状態になって、
かつiPhoneの初期化が行われます。
iCloudのエラーが出る原因とは?
iCloudのエラーが発生する理由は
様々な原因が挙げられます。
Apple IDやパスワードの入力ミスや
サーバーでのエラーなど、
何かと問題が多い代物でもあります。
主な原因として挙げられるのが
iPhoneがネットワークに
接続されていないこととなります。
どうしてもエラーの原因が
突き止められないという場合、
パソコンを使用することでほぼ確実に
iPhoneを初期化することができます。
PCを持っていなくても友人のPCを借りて
初期化をすることが可能であるため、
ぜひリカバリーモードによる初期化を
試してみてほしいと思います。
まとめ
iCloudによるエラーによって
初期化ができない場合、
最も確実なのがリカバリーモードでの
iPhoneのリセットとなります。
PCを持っていなくても、
一時的にiTunesが入っているPCを
借りることができれば
リカバリーモードを使うことは可能です。
どうしてもエラーが繰り返されて
問題を解決できない場合は、
パソコンで作業するといいでしょう。
またiCloudを使用していないのであれば、
余計なトラブルを増やす原因ともなるため、
機能をあらかじめOFFにしておくことを
おすすめしたいと思います。